お檀家の皆さまには日頃よりお世話になっております。
今年は3月17日より23日までが春のお彼岸となりますので、お手数ですがお寺までよろしくお願いいたします。尚、当山の彼岸会法要は3月21日(日)午後2時から予定しています。檀信徒各家先祖代々諸精霊にご供養のお経と梅花流詠讃歌をおあげします。
さて皆さまは、お彼岸と聞くと、亡き人を偲び、いのちのつながりに感謝する期間と思われるかもしれません。それはそれで間違ってはいませんが、本来は煩悩と迷いの世界(此岸)にいる私たちが、悟りの世界(彼岸)へ到達する為の修行を行う期間をお彼岸と呼んでいます。
「悟りの世界へ到達するための修行」・・・ 😕・・・分かりにくいですね。
「善い人になるための教え」の方がわかりやすいかもしれません 🙂 。
では、どうしたらいいのか。お釈迦さまはちゃんと教えてくださっています。お釈迦さまは6つの修行を行いなさいとおっしゃいました。
1つ目は布施です。お金や物資を惜しまずに与える財施、お年寄りなどに席をお譲りする身施、自分の知識をみんなに伝える法施などです。
2つ目は持戒です。人としてのルールを守りましょうということです。このルールは5つあります。「むやみに殺生してはいけません」「人のものを盗んではいけません」「大切な人を裏切ってはいけません」「嘘をついてはいけません」「お酒に飲まれてはいけません」以上、5つのルールです。
3つ目は忍辱です。食べるニンニクはここから来ていると言われています。感情に流されず、辛抱強くものごとにあたりましょうということです。怒っても一回のみ!後に引きずらないようにしましょう。
4つ目は精進です。何事もキャリアを積むと自信がつきますよね。そうすると、言われなくても何でも分かっていると思うようになります。人は年を重ねるとどうしても他人の言うことに耳を貸さなくなります。すると、脳の働きが鈍って老化が始まります。常に学ぶ心を持ちましょう。
5つ目は禅定・・・心穏やかにすごしましょう。坐禅の境地です。
6つ目は智慧・・・ものごとの道理をしっかり判断しましょう。
以上が善い人になるための6つの教えです! お彼岸の間に全部実践してくださいとは申しませんが、なるべく多く成し遂げる努力をしてみてはいかがでしょうか。
さて、当山へお参りの際、お墓参りの前に必ず本尊様にご一礼を忘れずに致しましょう。また、お仏壇のお掃除も忘れずに、ぼた餅や亡き人の好物などをお供えしてあげたらきっとお喜びになるでしょう。 合掌