第10回『平和祈念托鉢』(ピースウォーク)並びに『震災復興祈念托鉢』
11月11日(日) 午前10時から12時まで静岡市街を巡回します。
第10回『平和祈念托鉢』(ピースウォーク)並びに『震災復興祈念托鉢』
11月11日(日) 午前10時から12時まで静岡市街を巡回します。
第43回 大本山永平寺
檀 信 徒 大 本 山 研 修 会
~日本三景『天橋立』と智源寺参拝・明治浪漫溢れる港町『鶴舞』散策~
本年の檀信徒研修会は大本山永平寺にお参りいたします。`峯の色 渓の響きもみなながら わが釈迦牟尼の声と姿と`修行僧が黙々と勤める永平寺の日々の行持の中に、修行がそのまま悟りであるという道元禅師さまのみ心が今も生きておられます。曹洞宗の檀信徒として、ご本山参拝を通してその尊きみ心にふれていただきたく、ここに御案内申し上げます。
〈実施要項〉
11月5日(月)
各地==浜名湖SA==養老SA==大本山永平寺(泊)
11月6日(火)
永平寺==小浜市観光(箸匠せいわ/昼食)==舞鶴赤レンガ倉庫群/博物館見学==天橋立宮津ロイヤルホテル(泊)
11月7日(水)
ホテル==智源寺(御参拝)/日本三景・天橋立==シーサイドセンター(昼食)==養老SA==各地
日時 : 11月4日(日) 朝6時半~
場所 : 本堂にて
月に一度、心を落ち着かせて静かな時間を過ごしませんか?
当山の坐禅会は、坐禅30分 朝のお勤め 茶話会といった流れです。
興味のある方は坐りやすい楽な格好でお越し下さい。
初めての方大歓迎です。まずは一緒に坐りましょう
合掌
あなたのご先祖さまがお世話になっている菩提寺は、通夜、葬儀をはじめ仏事を支えてくれる心強い存在です。
親しい人が亡くなったら、まずは菩提寺に一報を入れるようにしてください。たとえ菩提寺が遠方にある場合でも、必ず連絡を入れるようにしましょう。また、葬儀や法事などに限らず、坐禅会や写経会、梅花講習会など様々な催事を展開しています。普段から気軽に菩提寺を訪れ、住職とお話ししてみましょう。
私たちのいのちは、数え切れないほど多くのご先祖さまの存在と出会いに支えられて、今ここにあります。ご先祖さまをお祀りすることは、私たちの生命の尊さを実感し、感謝の気持ちを表そうとする行いです。供養という営みを通して、私たち一人ひとりが「かけがえのない生命の尊さ」に気づき、日々の生活を振り返る機会にしたいものです。
誰にでも訪れる「死」という別れの現実。それはとても辛く、でも決して避けることのできないものです。そんな別れの苦しみを少しでも和らげ、死の現実を受け止めるきっかけとなることを願いながら、葬儀は行われてきました。曹洞宗の葬儀は、故人に仏弟子として守るべき教え(戒法)を授け、さとりの道へとお送りするものです。これを授戒(じゅかい)といい、同時に仏弟子としての名前(戒名)が授けられます。
この葬儀での授戒はまだ生きている私たちにも大きな意味を持ちます。故人とともに人生を振り返り、正しく生きる智慧を受け継ぐ事で、生死を問わず、すべての人びとをさとりと安らぎの世界へと導く儀式なのです。
曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。それはお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものです。禅とは物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指します。
そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。
曹洞宗の坐禅は「只管打坐」(しかんたざ)、ただひたすらに坐るということです。何か他に目的があってそれを達成する手段として坐禅をするのではありません。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。
私たちはふだんの生活の中で自分勝手な欲望や、物事の表面に振りまわされてしまいがちですが、坐禅においては様々な思惑や欲にとらわれないこと、浮かんでは消え、消えては湧いてくる意識の流れに逆らうことなく心穏やかに坐ることが肝心です。
道元禅師はまた、坐禅だけでなくすべての日常行為に坐禅と同じ価値を見いだし、禅の修行として行うことを説かれています。修行というと日常から離れた何か特別なことのように聞こえますが、毎日の生活の中の行い一つひとつを坐禅と同じ心でつとめ、それを実践し続けることが、私たちにとっての修行なのです。
宗名 | 曹洞宗(そうとうしゅう) |
伝統 | 曹洞宗はお釈迦(しゃか)さまより歴代の祖師(そし)がたによって相続されてきた正伝(しょうでん)の仏法(ぶっぽう)です。 |
日本開宗 | 曹洞宗は今から八百年ほど前鎌倉時代に高祖(こうそ)道元禅師(どうげんぜんじ)さまが正伝の仏法を中国から我が国に伝えて、ゆるぎなき基礎をきずかれ、四代目の太祖(たいそ)瑩山禅師(けいざんぜんじ)さまが一層盛んになさいました。このお二方を両祖大師(りょうそだいし)と申し上げます。 |
大本山 | 福井県の『永平寺(えいへいじ)』 横浜市の『總持寺(そうじじ)』 |
本尊 | 曹洞宗はお釈迦(しゃか)さまをご本尊として仰ぎます。 |
本尊唱名 | 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ) |
教義 | わたしたちはみな仏(ほとけ)の子(みこ)であり、生まれながらに仏心を具(そな)えています。しかしそれに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくっています。ひとたび仏さまに懺悔(さんげ)し帰依(きえ)するならば、心が落ち着いておのずから生活が調えられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、又 どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。 |
お経 | 修証義(しゅしょうぎ)・般若心経(はんにゃしんぎょう)・観音経(かんのんぎょう)・寿量品(じゅりょうほん)・大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)等の諸経典を読誦(どくじゅ)します。 |
参照:曹洞宗・曹洞禅ネット