2月8日 泉心会(写経会)のご案内

1月 18th, 2020

令和2年から写経をはじめませんか?

日にち:2月8日(土)

時 間:9時半~11時半 ※入出自由ですが、奉納のお経をあげてから解散となります。

場  所:本堂

持ち物:筆ペン・納経料200円

対 象:写経に興味のある方ならどなたでも

曹洞宗の修行の実践に写経がございます。写経は習い事ではありませんので字の上手下手は関係ありません。お寺の本堂で、落ち着いた気持ちで一字一字を丁寧に書き写すことが仏道修行です。

当山では代表的な般若心経の他に、観音経、舎利礼文、詠讃歌、写佛などを用意しています。有名な『摩訶般若波羅蜜多心経』は、仏法の大意が262文字に集約されており一般的に慣れ親しんだお経ですが、初めて写経すると平均して40分前後はかかります。

日々の雑踏から離れ、ゆったりとした時間と空間の中で写経をしてみませんか?

2月 坐禅会のお知らせ

1月 15th, 2020

令和2年から坐禅を始めてみませんか?

日 時 : 2月2日(日曜日) 朝6時半~7時半

場 所 : 本堂

参加費 : 無料

次 第 : 坐禅30分 朝のお勤め5分 茶話会15分

月 に一度、お寺で坐禅をしてみませんか?朝6時半から坐禅、朝のお勤め、茶話会を行っています。坐りやすい楽な服装でお越し下 さい。初めての方大歓迎です。「足腰が悪いから無理かも」という方は楽な姿勢でも大丈夫です。椅子坐禅もお勧めしております。まずは一緒に坐りましょう。自然が奏でる音色に耳を澄まし、誰にも邪魔されずに心静かにただ坐る。それだけで心も身体も清々 しくなります。
※最近、ホームページを見て来てくださる方が増えてまいりました。子供会や部活など団体さまもいらしてください。
※当山の坐禅会は、宗教、宗派を問わずどなたでもご参加いただけます。
※ご不明な点は泉秀寺まで(054-259-3280)

合掌

新年明けましておめでとうございます

1月 3rd, 2020

 

大晦日の歳末諷経

 新年明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご厚情を賜ります様お願い申し上げます。
昨年は、当山副住職長男 璃博(りはく)が3月27日に得度式を厳修し、正式に曹洞宗の僧侶として僧籍簿に登録されました。役員や親戚縁者に見守られながら、お師匠さまから剃髪され、僧侶の名前を授かり、修行に必要な最低限のものを頂きました。当然のことながらお坊さんがいなければ
お寺を護ることはできません。本人もその大変さを自覚してくれたことと思います。

 
正月飾り

 昨今、メディアで放送される寺院をとりまく様々な問題が目につきます。「宗教離れ」「墓じまい」「葬儀簡素化」といったキーワードに一番反応し、右往左往してるのは我々僧侶の方かもしれません。「水急なれども月を流さず」という禅語の如く、時代の流れはどんどん早く移り変わっていきますが、本当に大切な真理は変わらずにそこにあるという意味を我々は深く省察すべきだと思います。今までのやり方では寺院存続が危ないからといって、単なる一過性のイノベーションはリスクが高いです。まずは寺院基盤が盤石であると自信を持って言えるよう既存の檀信徒への布教教化、寺院の維持管理、後継者の育成、そして自己研鑽に務めてまいりたいと考えてます。本年もよろしくお願いいたします
副住職 合掌

示して云く、仏々祖々、皆な本は凡夫なり

凡夫の時は、必ずしも悪業もあり、悪心もあり

鈍もあり、痴もあり

然あれども尽く改めて知識に随ひて

修行せしゆへに、皆仏祖と成りしなり

今の人も然あるべし

我が身 愚鈍なればとて卑下することなかれ

今生に発心せずんば何れの時を待てか行道すべきや

今 強ひて修せば 必ずしも道を得べきなり

『正法眼蔵随聞記より』

道元禅師のお言葉

(意訳)

どの仏も祖師も、皆もとは凡夫なのです

凡夫の時は、悪い行いもあり、悪い心もあった

鈍くもあり、愚かでもあったに違いない

けれども、皆それを改め、良き指導者に従い

仏の教えを学び、仏の行いを学んだから

みな仏となり祖師となったのである

今の人もそうでなくてはならない

自分は愚かで鈍いからといって卑下してはならない

この世で意を決しなければ、いつ発心することがあろう

今を一生懸命他に行じていれば

必ず道を拓くことができるのです