3月5日「祈りの集い」-自死者供養の会-ご案内 曹洞宗宗務庁

2月 10th, 2016

3月5日「祈りの集い」-自死者供養の会-ご案内

毎年数万人が自死(自殺)で亡くなられています。自死者の背後には、悲嘆を抱える家族、友人など生前に縁を結んだ人々がおり、こうした人々に対する 悲嘆の軽減や精神的なケアの必要性も各方面において問われています。こうした現状の中で、宗教者として、この問題に関わることができないだろうか?という 思いから始まったのが「祈りの集い~自死者供養の会~」です。

「祈りの集い」では法要を行い、僧侶と身近な方を自死でなくされた方々がともに亡き人の安らぎをお祈りします。また、お焼香の際には亡くなられた方 へのメッセージを祭壇に供え、亡き人に届けます。なお、遠方にお住まいの方、ご都合のつかない方など、当日会場に足を運べない方も、亡くなられた方のお名 前などをお知らせいただければ、ご供養致します。ともに祈りの時間を過ごしましょう。

自死で身近な方を亡くされた方が、少しでも心休まるひと時となればと思っております。どうぞお越しください

概要

日時 平成28年3月5日(土) 受付13:30~

会場 東京グランドホテル5階(東京都港区芝2-5-2)

対象 自死(自殺)者遺族、または知人を自死で亡くした方。
   宗教・宗派は不問ですが、供養は曹洞宗の方法で行います。

会費 無料

主催 曹洞宗総合研究センター 「祈りの集い」実行委員会
   ℡:03-3454-7170 fax:03-3454-7171 
   Eメール:inori@sotozen.jp

申込 電話、郵送、FAX、メールにて住所・氏名・電話番号を
お知らせ下さい。
後日詳細をお送りいたします。
   ※当日参加出来ない方へ 亡き人へのお手紙やお名前
などをいただければ、
法要にてご供養いたします。

定員 30名  ※平成28年2月26日(金)までにお申込ください。

プログラム内容

①端坐 ~心を落ち着ける作法~  14:10~14:30
身を調え、息を調えることで、心も調います。法要に際して、姿勢を正し、静かに呼吸するひとときを過ごします。

②法要 ~供養と祈り~   14:30~15:00
亡き人へのご供養を行い、安らぎを祈る場です。法要の際には、希望によりご戒名やお名前をお読みします。亡き人へのメッセージを持参された方には、ご焼香の時に直接祭壇にお供えいただきます。また、位牌や遺影、思い出の品などをお持ちいただいても結構です。

③茶話会 ~語らいのひととき~   15:00~15:30
別室に、お茶とお菓子をご用意いたします。私たち僧侶とお茶をいただきながら、ひとときをすごしましょう。(参加は自由です)
~当日、参加出来ない方へ~
遠方であったり、どうしてもご都合がつかないなど、さまざまな理由で参加できない方も、お名前や戒名をお知らせいただければご供養いたします。亡き人への お手紙やご供養のためになさった写経などもお送りいただければ、当日祭壇にお供えしてご供養いたします。お気軽にご連絡ください。
※参加者のプライバシーに配慮するため、当日の取材はお断りしております。ここで知り得た個人情報ならびにお話の内容等、秘密を守ります。

※この会では治療、カウンセリングは行いません。

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2月10日 当山涅槃会を厳修

2月 10th, 2016

2月10日、梅花講員の皆様と一緒に涅槃会を厳修しました。涅槃会の正当日はお釈迦様のご入滅日である2月15日ですが、毎週水曜日は梅花講のお稽古日なので、本日行いました。涅槃御和讃です。お釈迦さまのご入滅時の情景がよくわかります。

1、拘尸那のほとり風おちて
流れはむせぶ如月の
望の月影きよけれど
儚く雲にかげりゆく
1、拘尸那城の辺りは、昨夜の風もやん
で川の流れはむせび泣くように水音を
立てています。2月15日の満月は清く
光り輝いていましたが、今は哀しくも
雲間に隠れてしまいました。
2、双樹の沙羅に咲きみちて
ま白き花は匂えども
散るを定めの花なれば
はらはら散りてすべもなし
2、川辺に2本沙羅の双樹は、真っ白に
咲き満ちていましたが、風もないのに
はらはらと散ってゆきます。花はしょせん
散り行く定めを背負っているのです。
同じようにお釈迦さまのお命も、諸行無常
、是生滅法の教えのとおりで、止めようと
してもその術はありません。
3、教えのままにしたがいて
戒法まもりゆく道の
そこに仏の命あり
怠るなかれもろびとよ
3、お釈迦さまは、ご臨終にあたって
最後の教えを諭されました。それに
は、戒法に従って修行を怠らなけれ
ば、そこに仏の命あり。仏の肉体の命
は滅んでも、教えの中に生きている
から、いつでも会うことができる。
4、一きわ花は散りしきる
最後の教誨のこされて
いまし静かに釈迦牟尼は
涅槃の眼とじたもう
4、このように、お釈迦さまは最後の
教えを諭されてお亡くなりになりまし
たが、それと知るや知らずサーラ
の花は一層散りしきって、まるで
仏さまの最後を荘厳するかのようです。

『曹洞宗宗務庁 ~梅花に学ぶ~』より

平成28年 3月 坐禅会のお知らせ

2月 10th, 2016

平成28年 3月 坐禅会のお知らせ

日時  : 3月6日(日曜日) 朝6時半~

場所  :  客殿にて

参加費  : 無料

月 に一度、お寺で坐禅をしてみませんか?朝6時半から坐禅30分 朝のお勤め 茶話会を行っています。興味のある方は坐りやすい楽な格好でお越し下 さい。初めての方大歓迎です。まずは一緒に坐りましょう。自然が奏でる音色に耳を澄まし、誰にも邪魔されずに心静かにただ坐る。それだけで心も身体も清々 しくなります。

※最近、ホームページを見て来てくださる方が増えてまいりました。

合掌

2月27日(土) 平成28年第2回泉心会のご案内

2月 10th, 2016

2月27日(土) 平成28年第2回泉心会のご案内

日  時: 2月27日(土) 朝9時半~11時まで

場  所:本堂

持ち物:筆ペン・納経料200円

※どなたでもご参加できます

曹洞宗の教えの実践に写経がございます。字の上手下手は問題ではございません。

お寺の本堂で、落ち着いた気持ちで一字一字を丁寧に書き写すことが仏道修行なのです。

当山では代表的な般若心経の他に、観音経、舎利礼文、詠讃歌、写佛などを用意しています。

特に『般若心経』は短い経典でありますが、仏法の大意が述べられており、書きやすいお経です。

日々の雑踏から離れたゆったりとした時間と空間の中で写経をしてみませんか?