1月27日、静岡県第一宗務所主催青年会創立20周年記念事業の一つ、『お寺の未来~これからのお寺の100年を切り開く~』と題しまして、研修会とワークショップを行います。会場は藤枝市宗乗寺様です。
講師は、「未来の住職塾」塾長、浄土真宗本願寺派光明寺に僧籍を置かれている松本紹圭師をお招きします。第一線でお勤めされている御住職と、これからを担う青年会員が相互研鑽し、未来のお寺のあり方について意見を交わすことを目的とした研修会です。
未来の住職塾について
未来の住職塾は、未来を見据えた僧侶たちが宗派を超えて集い、これからの社会におけるお寺や僧侶のあり方を探求する学びの場です。2012年に開講し、これまでに200名を超える方が一年間のプログラムを受講し、全国各地で学びを深めています。世の中が不安定で変化の早い現代、今までお寺がやってきたことをこれからもそのままやっていれば大丈夫という時代はすでに終わり、お寺も「選ばれる」時代に入りつつあることは、お寺の現場に立つ皆さんこそ強烈に感じておられるに違いありません。
現代の急激な変化やお寺への社会的な要請が高まり、お寺は長期的な視野に立ち、新たな価値を地域社会や人々に発信・提供していくことが求められる時代となりました。ただ、それは闇雲に何か新しいことを始めればいいということではありません。今日までお寺が生み出してきた価値を再評価し、これからの百年を考えていきたいと思います。
講義では、未来の住職塾のエッセンスを凝縮した「お寺の未来」についてお話しをさせていただき、ワークでは、現在お寺を取り巻く 状況を皆で議論する「外部環境分析」を行います。「これからのお寺、どうしたらいいのか…」という不安をお持ちの住職方が増える中、現状をしっかりと見据えた上で、地に足のついた一歩を力強く前向きに踏み出すために必要な学びの場をご一緒に作って参りましょう。