曹洞宗では、教師とは「僧侶」の中で一定の資格を備えた人を言いますが、僧階を8つに分けています。
①大教正(貫首及び前貫首)・・・両大本山のそれぞれの禅師さまです。
②権大教正・・・赤紫恩衣被着の特許を受けた大教師の中から審査選考されたひと。定員30人。
③大教師・・・年齢60歳以上のもので黄恩衣の特許を受けた権大教師の中から審査選考されたひと。定員180人。
④権大教師・・・年齢55歳以上のもので、緋恩衣被着の特許を受けた正教師の中から審査選考されたひと。
⑤正教師 ⑥1等教師 ⑦2等教師 ⑧3等教師
となっています。
この度、長年に亘る保護司活動・PTA会長・伽藍整備等による経歴を評価され、曹洞宗管長猊下(げいか)より権大教師補任の特許を賜り、黄恩衣の被着を認められました。これからも曹洞宗宗門興隆と檀信徒教化に精進を重ねる所存でございます。